広島市は、2020年の開催に向けて、夏季オリンピック・パラリンピックの招致を検討しています。
これが実現すれば、日本の地方都市で開催される、初の夏季オリンピック・パラリンピックとなりますが、これに対して、建築・デザインに関わる立場から発言することの重要性に気づいた、二人の若手建築家を中心として立ち上がったイベントが、「Hiroshima 2020 Design Charrette」(略称:HODC)です。

具体的には、2010年6月6日に、広島でシャレット(専門家を交えたワークショップ)を開催し、10年後のオリンピックのための建築およびデザインに関する提案を、即日で行います。
提案者は、HODC実行委員会、ゲスト建築家・デザイナー、そしてあなたです。

また、デザインシャレットでの提案に基づき、対話形式のシンポジウムを行うことによって、提案者と観覧者が一体となって、未来の広島、オリンピック、そして建築・デザインのあり方を考えます。提案とシンポジウムでの議論の内容は、展覧会の開催およびフリーペーパーの発行を通じて、広く発信していきます。

HODC実行委員会は、本イベントの意義を、次のように考えています。

1) 地方都市の10年後を考えること
日本の近い将来に対して、不安を感じている方は、少なくないはずです。そして、日本に将来起こる問題が、よりドラスティックに顕在化するのは、地方においてであると考えられます。
歴史を振り返ると、オリンピックは常に、開催都市の再構築の役割を果たしてきました。HODCでは、オリンピックの開催という、ある意味で大胆な仮説を置くことで、日本(あるいはアジア、世界)再生の第一歩となる、地方都市の再構築方法を考えます。

2) 建築・デザインの立場からオリンピックを考えること
かつて全国民が熱狂したオリンピックも、既に過去の姿となってしまいました。これには、オリンピックの商業化など、様々な理由が考えられますが、根源的には、私たちの意志自体が、より個別化・多様化していることが関係しているはずです。
一方で、最近の建築やデザインは、個別化・多様化が進む状況に敏感に反応し、バラバラな意志が、それぞれアイデンティティを持ちつつ、共存できるフレームワークとしての空間のあり方を提示しつつあります。
オリンピックが開催される都市には、様々な国から、様々な考えを持つ人たちが訪れます。また、その都市に住む人たちは、オリンピックに関心を持つか否かに関わらず、その現場に居合わせざるをえません。
つまり、建築やデザインの立場からオリンピックを考えることは、多様な人たちが集う場の新しい提案につながる、大きな可能性を持っているのです。

3) 若手建築家・デザイナーからの提案であること
様々な政治的思惑が絡むオリンピックに対して、若手から提案を行うことは、ともするとリアリティの欠如につながりかねません。一方で、HODCの大きな目的は、私たちの未来を、私たち自身の手で引き寄せることにあります。
HODC実行委員およびゲスト提案者は、そのほとんどが30代前半です。都市の未来を考えるにあたっては、少なくとも50年先を見据えることが必要ですが、私たちには、それを自分自身の生きる未来として、リアリティを持って考えることができるはずです。また、若手による提案は、たとえ2020年広島オリンピックが実現しなくとも、次なる運動へと繋がる可能性は大きいはずです。
もちろん、これは若い人だけで考えようということではありません。デザインシャレットおよびシンポジウムには、様々な年代の方々にご参加いただき、世代を超えた対話を実現したいと考えています。

デザインシャレットおよびシンポジウムを、次の通り開催します。
また、デザインシャレットでの提案に関する展覧会を、2010年夏に広島および東京で開催する予定です。

【開催日】
2010年6月6日(日)

【会場】
広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟 ギャラリーA・B
〒730-0036 広島県広島市中区袋町6-36 (Google Map

【デザインシャレット開催時間】
09:30-15:30 建築家・デザイナー・参加者によるデザインシャレット(公開・予約不要)
建築家・デザイナー・公募による参加者が、その場で2020年広島オリンピックのための提案を行います。

【シンポジウム開催時間】
16:00-20:30 対話形式によるシンポジウム(公開・要予約)
シャレットでの提案に基づき、2020年の広島・オリンピック・建築デザインのあり方について、観客も交えて議論を行い、私たちが共有できる未来の姿を探ります。

シンポジウムの観覧は、多数のお申し込みをいただいたため、2010年6月3日に締め切らせていただきました。関連する告知はブログでも行います。

デザインシャレットでは、建築家・デザイナー+公募によるデザインシャレット参加者からなるグループを構成し、2020年広島夏季オリンピック・パラリンピックに向けた提案を行います。
各グループのリーダーは、次の通り、実行委員の一部とゲストの建築家・デザイナーが務めます。
なお、ゲスト提案者は、現段階での予定者であり、都合により変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
(敬称略・所属名50音順・2010年5月11日現在)
 

【アラキ+ササキアーキテクツ】

荒木源希,佐々木高之,佐々木珠穂

【蟻塚学建築設計事務所】

蟻塚学

【伊藤暁建築設計事務所】

伊藤暁

【H2R アーキテクツ】

白井宏昌,平原英樹,張容豪

【SUPPOSE DESIGN OFFICE】

谷尻誠

【スキーマ建築計画】

長坂常

【240design・西尾通哲建築研究室】

西尾通哲

【中村竜治建築設計事務所】

中村竜治

【永山祐子建築設計】

永山祐子

【成瀬・猪熊建築設計事務所】

猪熊純,成瀬友梨

【畑友洋建築設計事務所】

畑友洋

【藤村龍至建築設計事務所】

藤村龍至

【FUTURE STUDIO】

小川文象

【メジロスタジオ】

古澤大輔,馬場兼伸,黒川泰孝

【UNITY DESIGN】

雨宮知彦,犬塚博紀

【デザインシャレット参加者募集】 (2010年5月28日募集終了)
定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
グループリーダーと一緒に提案を行う、デザインシャレット参加者を募集します。
参加者には、当日の提案を展覧会に向けてブラッシュアップする作業もお願いしたいため、デザインシャレット開催後も、原則として1ヶ月程度お付き合いいただくことをご了承の上、参加申し込みをしていただければ幸いです(個人のご都合には配慮いたしますので、強制ではありません)。
展覧会に向けた作業は、実行委員の監修のもと、広島および東京で行う予定ですが、遠隔地在住等の理由により、参加が難しい場合は、申し込みの際にその旨ご記入いただければ、配慮いたします。
展覧会は、グループリーダー+デザインシャレット参加者の連名での作品展示を行う予定です。また、後日発行予定のフリーペーパーでも、同様に連名のクレジットで作品を掲載する予定です。
なお、前日の2010年6月5日19時より、広島市内にて、HODC実行委員会、ゲスト建築家・デザイナー、デザインシャレット参加者・運営ボランティアを招いた前夜祭を開催する予定です。当日のより良い提案のために、なるべくご予定ください。


【デザインシャレット運営ボランティア募集】 (2010年5月28日募集終了)

定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
Hiroshima 2020 Design Charrette に、運営ボランティアというかたちでご協力いただく方を募集します。
具体的には、デザインシャレットの準備・当日の運営補助などをお願いする予定です。
なお、前日の2010年6月5日19時より、広島市内にて、HODC実行委員会、ゲスト建築家・デザイナー、デザインシャレット参加者・運営ボランティアを招いた前夜祭を開催する予定です。当日のスムーズな運営のために、なるべくご予定ください。


【シンポジウム観覧申し込み】 (2010年6月3日募集終了)

定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
9:45から15:15までのデザインシャレットは、お申し込み不要でご自由にご観覧いただけます。こちらも、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。主催者や提案者に、ぜひ皆さんの未来に向けてのお気持ちを伝えて下さい!提案や議論に反映させていただければと考えております。

シンポジウムの観覧は予約制です。お早めにお申込みください。
なお、デザインシャレット参加者および運営ボランティアにお申込みいただいた方は、シンポジムにお席を用意いたしますので、改めて観覧申し込みをしていただく必要はございません。


【協賛者募集】 (まだまだ募集中です!
Hiroshima 2020 Design Charrette の運営にかかる費用は、すべてご協賛金によるものです。
本催し物の趣旨にご賛同いただき、ご協賛いただける団体様および個人様を、随時募集しております。
ご協賛は、詳細ページをご覧の上、お申し込みいただければ幸いです。

Hiroshima 2020 Design Charrette 実行委員会は、広島および東京に事務局を設置しています。
ご意見・ご質問等は、下記の連絡先までお願いいたします。

【広島事務局】
〒733-0863 広島県広島市西区草津南3-4-11
フューチャースタジオ一級建築士事務所内
TEL: 082 276 4150
FAX: 082 276 4151
Email:info@futurestudio.jp

【東京事務局】
〒181-0001 東京都三鷹市井の頭2-1-12
アラキ+ササキアーキテクツ一級建築士事務所内
TEL: 0422 43 9890
FAX: 0422 43 9890
Email:arakisasaki@mbe.nifty.com

主催:Hiroshima 2020 Design Charrette 実行委員会
 <実行委員:佐々木高之,小川文象,木原一郎,白井宏昌,加藤孝司,門脇耕三>
 <運営協力:荒木源希,佐々木珠穂,岸田佳晃,田村尚也,赤木利徳,古本浩,石川マサル,渡辺恵,清水謙>
 <広島事務局:〒733-0863 広島県広島市西区草津南3-4-11 フューチャースタジオ一級建築士事務所内>
 <東京事務局:〒181-0001 東京都三鷹市井の頭2-1-12 アラキ+ササキアーキテクツ一級建築士事務所内>
共催社団法人 日本建築家協会(JIA) 中国支部 広島地域会
後援(2010年5月7日現在):広島市社団法人 日本建築学会社団法人 日本都市計画学会
団体協賛(2010年6月4日現在・50音順):株式会社 青木茂建築工房,株式会社 アダル,穴吹デザイン専門学校arco design.安藤建設株式会社,株式会社 いけおか,株式会社 カッシーナ・イクスシー株式会社 栗本コイズミ照明株式会社株式会社 住建リース株式会社 総合資格,大栄電業株式会社,大光電機株式会社,株式会社 テックス,東京マーケティング株式会社株式会社 トラバース野村建設株式会社社団法人 プレハブ建築協会株式会社 松岡製作所ヤマギワ株式会社有限会社 レモンworld cooking cafe
個人協賛(2010年7月14日現在・50音順):荒木徹,碓井法明,宇坪伸二,岡河貢,佐々木高伸,住田仁,田中健二,塚田忠則,信山和宏,南護,室谷正吾,渡辺博之

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